CS・ES について

「しきい値」を意識すると症状が出にくくなります。

こんにちは。
化学物質過敏症 & 電磁波過敏症 の主婦「フーコ」です。 (*^^*)
親子揃って、CSです 。トホホ・・


化学物質過敏症のかかりつけ医によく言われる言葉、「しきい値(いきち 閾値 ともいいます)」。

「しきい値」とは、「境目となる値」のことです。

ある値以上で効果が現れ、それ以下では効果が現れないこと・・・つまり、アレルギーや化学物質過敏症における「しきい値」とは「症状が出る・出ない」の境目・・・ということになります。

重篤な食物アレルギーの場合は、そのものを食べなくても同じ工場で作った・・というだけでも深刻な事態を引き起こすことがありますが、

軽度のアレルギーだと少量なら症状が出ないけど、ある一定の量以上を食べると症状が出る・・・ということがありますね。

この「ある一定の量」というのが、その人にとっての「しきい値」ということになります。

つまり、ボーダーラインですね。

患者である私たちの願いはやはり「症状が出ない」もしくは「出にくい」ということでしょう。

ちょっとくらいでは反応しない体になること。

ではどうしたらそういう状態にできるのでしょうか?

例えば、睡眠不足だったりとても疲れが溜まっている時、いつもよりアレルギーや化学物質過敏症・電磁波過敏症の反応が強いように感じませんか?

ここで仮に、Aさんという人がいたとします。

Aさんの症状が出る「ボーダーライン」の数値が「10」だったとします。

睡眠不足になってしまった時点で、カウントは「0」から「3」になってしまいました。

そうすると あと「7」のダメージを受けたら症状が出る状態と言えます。

更に 疲れも溜まっていて風邪っぽい・・・となると、先ほどの「3」は「6」になり、この状態だと残り「4」だけで症状がでてしまいます。

つまり、コンディションが悪ければ悪いほど、反応しやすい状態になってしまうということですね。

では、「アレルギー要因」や「化学物質過敏症に悪影響のある化学物質」「電磁波」などはどうでしょうか?

これもやはり考え方は同じです。

犬アレルギーで、玉子アレルギーで、化学物質過敏症の子どもBちゃんがいたとします。

ある日、Bちゃんは 親の言いつけを破って犬に触ってしまいました。

うっかりしていて玉子入りのお菓子も食べてしまいました。

この時、犬による影響と、玉子による影響の両方を受け、ボーダーラインはすぐそこに迫った状態です。

この状態では、ほんの少し柔軟剤などの臭いを嗅いだだけでも気分が悪くなるなどの症状が出てしまいます。

逆にそういった悪影響を受けなかった状態だと、ある程度の量には耐えられたりします。

つまり、トータルで考えるのです。

切り離して考えるのではなく、自分にとってダメージを与える物の影響加算して考えます

「関係ない」のではなく、「偶然」でもなく、関係していますので・・

だから、全ての悪要因をなるべく低く抑えると効果的です。

精神的ストレスなども、その一つです)

そして、もちろん「大きな要因」ほど避けた方が良いです。

化学物質過敏症の対策をする場合も、一番ダメージが大きい要因から優先的に排除していきます。

「大」からまず始める。

「大」を排除できたら、「中」に取り組む。

「中」を排除できたら、「小」に取り組む。

ということですね。

節約と同じです。

10円安い野菜を買うために、毎日 遠くのスーパーに通うよりも、
まず、毎日食べている2000円ランチを止めた方がずっと効率的ですもんね。

でも人によって価値観も事情も違うので、「大」と分かっていてもやめられない・・・という場合もあります。

特にシックハウスから化学物質過敏症を発症された方などは問題が深刻ですよね。

今の家から「逃げた方がいい」のが分かっていても、毎月の住宅ローンに追われて引越費用を捻出できない・・・など、本当に大変だと思います。 (/_;)

そんな場合は、とにかく「できることからやる」しかないですね。

なにもしなければ何も変わらない、というか更に悪化するだけなのでできることを増やして、悪影響要因を減らしていくことになります。

また、今は反応していない物に対しても少量であっても長期的に接触したり、一度に大量に接触することで反応するようになってしまう可能性は多いにあります(アレルギー体質・化学物質過敏症の人は特に注意が必要です)。

だから、「今は反応しないから大丈夫」「これは比較的、反応が弱い」と思う物であっても、日ごろからなるべく避けるようにした方が無難です。

しきい値」を考える上では、どんな悪要因も体内に蓄積させないのが理想的なので。

とはいえ・・・

あまりにクリーンすぎる生活を長く続けると体がその状況しか受け付けない体質に変わってしまい、そうでなくなった場合にダメージを受けやすくなる・・・という話も聞きます。

つまり、「何事も過ぎたるは及ばざるがごとし」ということなのでしょうか。

難しいですよね。

じゃあ、どうすればいいの??って感じですけど・・・

とりあえず今の日本では、化学物質と電磁波を完全除去した暮らし・・・というのはどのみち難しいでしょうから、やはり「できることをできるだけやる」というスタンスが一番良いのではないかと個人的には考えています。(^^;)

現にかかりつけ医のその教えを胸に地道な努力をし続けてきた結果、この5年で本当にすごく回復したので「ひとつひとつの積み重ねが今日の私につながってるんだな」と実感しています。

症状がキツイ時は希望が見えなくて途方に暮れていましたので、今、その状態にいらっしゃる患者さんのお気持ちにとても共感します。

でも工夫したら工夫しただけ、ゆっくりだけど変化は出てくる・・・そう思いながら、一緒にすこーしづつ、すこーしづつ回復していけたらなぁ・・・と思います。 (*^^*)

急いだり、焦ったりしたら 逆に落ち込んだり 凹んだりしやすいから、あくまで「ゆっくり、ゆっくり」「少しづつ、少しづつ」とあえて自分に言い聞かせ続けながらゆる~く生きてます(笑)